矯正歯科

大人の治療は、子どもの治療とどう違うの?

あごの成長がまだ発育段階にある子どもの場合、矯正治療はその成長発育を促したり抑制したりしながら正しい方向に整えながら進めていきます。そのため、子どもの治療期間は大人よりも長くかかるのです。一方、すでに成長発育が止まっている大人の場合は、あごの大きさが完成しているため、それをベースに治療を行います。

大人の矯正治療は何歳まで可能ですか?矯正を始めるのに年齢制限はあるの?

当クリニックに通院しておられる約半数は成人の方々です。基本的には歯を移動させるのに年齢制限はありません。矯正そのものは何歳からでも始められます。ただし、成長期に始めた方がよりバランスの良い仕上がりになったりすることもあるので、歯並びが気になる場合は、早めの受診をおすすめします。
その方にとっての最適な治療時期を知ることが大切です。

治療費はどれくらいかかりますか?

初診相談は無料とさせていただいております。相談後に治療を開始するかどうかをご判断いただくのがよいと考えます。
実際の治療費に関しては、乳歯のある時期に早期治療を始めた場合と、永久歯全体の治療を行う場合とで異なります。また、いずれの場合もお口のなかの状態(症例の難易度)により異なりますので、まずはご相談いただきたいと思います。しかし、一定の幅で料金設定を行っております。治療費の分割払い(無利子)が可能です。

治療期間はどれくらいかかりますか?

治療期間につきましては、症状や来院時の年齢により異なります。数カ月~1年程で終了する場合もありますが、通常2~3年必要です。
(詳細)一般的にお口の中に装置が入る期間は、乳歯と永久歯が混在している成長管理治療の場合は、すべての永久歯が生え揃うまでです。すべての歯が永久歯の場合、全体的な本格的治療では1年~2年位かかります。部分的な治療では、半年程度で終わるケースもあります。ローフリクションシステムが組み込まれた最新装置と、歯を動かす特性が向上されたワイヤーを導入し、当医院独自の特殊な技法を用いることにより、歯に負担をかけずに早く歯並びを整えることができます。また、歯を動かしたあとに、2年ほど歯列の安定を観察していきます。詳しい治療期間は、診断時にお知らせいたします。

通院間隔と治療時間は?

固定式の装置を使った治療の場合、通常4~8週間毎の診察が必要です。1回の治療時間は15分~60分です。

装置は食事や会話に影響しますか?

特に食事制限はありません。極端に硬いものの摂取やリンゴのまるかじりなどを避けていただく以外は普通に食事できます。装置に負担をかけたり、いつまでも歯のまわりに残るようなものはあまりよくありません。装置を曲げたり壊したりする可能性のあるもの、例えば固いおせんべい、あめや氷をガリガリかじることは避けましょう。固いおせんべいなら、細かく砕いて装置に負担をかけないように、奥歯で噛むなどの工夫が必要です。ガムやお餅などは、装置にからまったり、くっつきやすいので、食後はすぐ念入りに歯みがきを行うなどの努力が必要です。 今まで、水あめ、千歳あめ、ハイチュー、キャラメルなどを食べて、矯正装置を全部取ってしまった方がおられますので、歯に強力にくっつく食べ物は注意が必要です。

矯正治療は痛いですか?

全く痛くなかったとおっしゃるかたもいれば、すごく痛かったとおっしゃる方もいます。痛みの感じ方は個人差があります。始めたばかりの時は、慣れないこともあるので、少し違和感や痛みを自覚される患者さんが全体で約5%程度おられるようです。矯正治療で調整をした日から2~3日で違和感や痛みはおさまります。柔らかめのお食事にするなどの工夫をすると良いでしょう。いずれにしても、小学校低学年のお子さんでも我慢できる程度の痛みですから、あまり神経質になる必要はないでしょう。治療が進んでいくと痛みの程度や期間は徐々に減少し、ほとんど気にならなくなるので、ご安心ください。

矯正治療中、見た目が気になりますか?

最新の装置と技術では、外観を損なわずに正確ですばやい治療が可能となってきています。歯の裏側に装着する矯正装置が小型化されましたので、違和感、発音に及ぼす影響も格段と軽減されます。表側に装着する装置につきましても、目立ちにくいワイヤーとクリアブラケットを準備しています。歯に加わる力もよりマイルドとなり、スムーズな歯の移動が可能です。

指しゃぶりは歯並びに影響しますか?

悪い癖の代表的なものとして指しゃぶりや、舌を前に突き出す癖があげられます。成長期にそれらが行われることによって、上の前歯が押し出され出っ歯になったり、時には前歯が噛み合わなくなってしまったりということもあります。悪い歯ならびにならないよう、低年齢の内に悪い癖を治すことが大切です。

歯ならびは遺伝しますか?

子供の顔が親に似るように、顎の大きさや形も似てきます。このため、親が出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)、乱ぐい(叢生)であれば子供も不正咬合になる場合が多いのです。遺伝とは別に、指しゃぶりや頬杖、虫歯や歯が抜けたまま放置した場合など後天的に不正咬合になる場合もあります。

歯を抜かないと矯正治療はできないの?

矯正治療では、最初から抜歯する/抜歯しないを決めるのではなく、治療後の予測ゴールをどのように設定するかで決まってきます。
上下の歯列の不調和や歯と顎の不調和の様子、顎の成長が残っているかどうかなど、患者さんの状態を把握したうえで判断するのです。

八重歯は、どんな治療をしますか?

八重歯になるのは犬歯です。犬歯は根が太くて長く、丈夫で長持ちします。将来、入れ歯やブリッジになったときに犬歯が存在することにより、入れ歯やブリッジが安定します。また、食事を摂取する場合、下顎をスムーズに機能させるために重要な役割を担います。したがって、犬歯は噛み合わせに参加させる必要があります。そのため、ほとんどの場合、審美的・機能的にほとんど問題のない犬歯の後ろの歯を抜いて治療します。矯正治療の開始時期によっては歯を抜かずに出来る場合もあります。

矯正治療中、運動しても大丈夫ですか?

大丈夫です。
むしろ噛み合わせが良くなって、歯をくいしばれるようになるため、運動能力が向上するとも言われています。
ただし、ラグビーや柔道など、口のまわりをぶつける可能性のあるスポーツは装置が壊れたり、口の中が切れたりすることがあるので注意が必要です。 そのような場合はスポーツマウスガードを使用すれば治療が可能ですので、気軽に申し出ていただければ、すぐに製作いたします。

治療中に妊娠したらどうなりますか?

治療に入る前のレントゲン撮影や抜歯などは、妊娠時期によっては避けるのが望ましいのですが、すでに矯正装置をつけて動的治療をしているのであれば、妊娠しても特に差し障りはありません。
しかし、妊娠前後はホルモンバランスが変化するため、普段より歯ぐきが腫れやすくなり、むし歯や歯周炎にもかかりやすくなるといわれています。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、日頃の歯磨きを丁寧に行い、健康な歯を守りましょう。

矯正治療で医療費控除の対象となるものは?

発育段階にある子供の成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の矯正治療や、矯正治療を受ける人の年齢や矯正の目的などからみて、社会通念上その矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になります。大人でも審美的改善だけが目的でなく、咀しゃく障害の改善を主な目的とするのであれば認められます。矯正治療する大抵の人は歯並びが悪いため、咀しゃく障害や、噛み合わせの改善が必要とされるためです。

治療の途中で引っ越ししちゃうかも?

矯正治療中に引っ越しなどで診療所に通えなくなる場合には、早めにご相談してください。
転居先の矯正歯科医院を探し、治療がスムーズに続けられるように引き継ぎ先の先生と連絡を取り合います。

一度矯正治療を受けたら、歯はずっときれいなまま?

矯正装置をつけ、歯並びがきれいになったら治療はもう終わり、というのは間違い。むしろ、本当の勝負は、歯がきれいになってからがスタートなのです。
装置がとれると、少しずつ歯はもとの位置に戻ろうとします。
せっかくきれいに整えた歯並びを長くキープするために、“リテーナー”という保定装置を装着します。
使用期間は、主治医の先生の指示に従いましょう。

まずは矯正歯科専門医に相談。どんなことを聞くの?

どんな理由で矯正を思い立ったのかきちんと伝えましょう。
どの歯が気になるとか、噛み合わせが不自然など何でも良いので、思っていること、希望を伝えましょう。

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